アクアリウムを始めたのは2004年。
気がつけば、もう20年以上になります。
自分でもびっくりです。
なにせあたし、けっこうな飽き性なんですよ(笑)
水槽の大きさも変えたし、飼う魚も変わった。
一時期は水槽の数が増えたり、逆に減らしたり。
「もう大変だからやめようかな」と思ったこともあります。
それでも結局、今も魚を眺めています。
50代後半になった今は、若い頃と同じ飼い方ではありません。
お金をかけすぎない。
掃除をできるだけ楽にする。
重たい水をなるべく運ばない。
それでも好きなものは、やっぱり好き。
この記事では、そんなあたしがアクアリウムを始めたきっかけと、20年以上続けてきた中で変化したことを書いてみます。
アクアリウムを始めたのは2004年
なぜアクアリウムを始めたのか。
実は、はっきりとは覚えていません(笑)
父がメダカを飼っていたので、その影響はあったと思います。
2003年からフルタイムで働くようになって、それまでより少し自由に使えるお金が増えたこと。
当時、息子はまだ6歳くらい。
家に水槽があったら、一緒に魚を見られて楽しいかな。
たぶん、そんなことが一番の理由だったと思います。
最初に買ったのは、水草水槽について書かれた本でした。
ページをめくると、水の中に広がる小さな森みたいな世界。
「こんなのを自分でも作れるんだ」
ものすごくワクワクしたのを覚えています。
その本をきっかけに、ネットでアクアリウム用品を見るようになりました。
今ならスマホでポチッと買い物できますが、当時はネット通販そのものがまだ珍しく感じた時代。
サイトに並ぶ水槽や流木、水草、見たことのない魚を眺めているだけでも楽しかったんですよね。
魚だけじゃなく「水景を作ること」が好きだった
もちろん魚は好きです。
でも20年以上続いた理由を考えてみると、あたしは魚を飼うことだけじゃなく、
水槽の中に小さな世界を作ること
そのものが好きなんだと思います。
流木をどこに置こう。
水草はこっちかな。
底砂を変えたら雰囲気が変わるかな。
そんなことを考えている時間が楽しい。
だから今まで、水槽のサイズも何度も変えました。
レイアウトも何度変えたかわかりません。
アクアリウムを始めたばかりの頃は、気になる用品を次々試したくなるし、魚を見るとあれもこれも飼いたくなる。
当然、お金もかかりました。
今思えば、
「そんなに買わなくてもよかったよね」
というものも、たぶんいっぱいあります(笑)
いろいろ飼って、最後に残ったのはコリドラス
最初の頃はいろんな魚に目移りしました。
きれいな魚。
珍しい魚。
かわいい魚。
アクアリウムショップへ行くたびに欲しくなります。
でも長く飼っているうちに、自分が本当に好きな魚がわかってきました。
コリドラスです。
水槽の底をちょこちょこ動く姿。
ぼーっとしていたと思ったら突然泳ぎ出す姿。
あのなんとも言えない顔。
気づけば、ここ数年はコリドラス中心の水槽になりました。
20年以上やってきて、ようやく「あれもこれも」ではなく、自分が本当に好きなものを楽しめるようになった気がします。
これって、アクアリウムだけじゃなく、歳を重ねることそのものに少し似ているのかもしれませんね。
50代後半になって、アクアリウムの続け方も変わった
若い頃と今で一番違うのは、体力です。
水って、重いんですよ。
水槽掃除をして、バケツに水を入れて運んで。
水槽そのものを動かすことになれば、さらに大変。
若い頃は何とも思わなかった作業が、今は腰や体にこたえます。
それに、地震のことも以前より気になるようになりました。
だから最近は、
- 掃除しやすいレイアウトにする
- 必要以上に水槽を増やさない
- 重たいものをなるべく動かさなくて済むようにする
- 地震のことも考えて水槽を置く
- 高価な用品を次々買うより、手持ちのものを工夫して使う
そんな飼い方に変わってきました。
昔のように「見た目最優先!」ではありません。
長く続けられることのほうが大事。
今はそう思っています。
お金をかければ楽しい、というわけでもなかった
アクアリウムは、本気でやろうと思えばいくらでもお金をかけられます。
水槽、ライト、ろ過フィルター、水草、流木、底砂。
新しいものを見ると欲しくなるんですよね。
でも20年以上やってきて思うのは、
高いものを買うことと、アクアリウムを楽しめることは別
ということ。
今は、持っている用品を組み合わせたり、自分でちょっと工夫したりするほうが面白かったりします。
水槽ライトを吊り下げ式にしてみたり、ろ過器を自作してみたり。
「これでいけるんじゃない?」
なんて考えている時間も、あたしにとってはアクアリウムの一部です。
節約しながらでも、十分楽しめます。
いや、本音を言えば、お金のことなんて全然気にせず好きなものを買えたら最高ですけどね(笑)
面倒なのに、なぜかやめられない
水槽掃除は面倒です。
これは20年以上やっても変わりません。
水換えしなきゃ。
フィルターも掃除しなきゃ。
コケも出てきた。
「ああ、今日はやりたくないなぁ」
と思う日もあります。
それなのに掃除が終わって、きれいになった水槽の中をコリドラスが気持ちよさそうに泳いでいると、
「やっぱりいいなぁ」
と思ってしまう。
静かな水槽の中で、魚たちは人間の都合なんてお構いなしに、いつも通り暮らしています。
仕事で疲れた日も。
ちょっと嫌なことがあった日も。
ぼーっと水槽を眺めていると、気持ちが少し静かになる。
たぶん、これが20年以上やめられなかった一番の理由なんでしょうね。
これからは「無理をしないアクアリウム」で
昔のように水槽をどんどん増やしたり、大がかりなレイアウトを作ったりすることは、これから少なくなると思います。
体力も考えなきゃいけないし、お金だって老後に向けて大事。
でも、アクアリウムそのものをやめるつもりは今のところありません。
好きなコリドラスを眺めながら、
掃除しやすく。
お金をかけすぎず。
体に無理をさせず。
これからの自分に合った形で続けていけばいい。
50代後半からの趣味って、若い頃と同じやり方を続ける必要はないんですよね。
好きなものを手放すんじゃなくて、今の自分に合うように形を変える。
あたしにとってのアクアリウムは、そんな趣味になってきました。
このブログではこれから、20年以上いろいろ試してきた中で「これはよかった」「これは大変だった」ということも、少しずつ紹介していきます。
水槽のろ過、掃除を楽にする工夫、地震対策、DIY。
失敗も含めて、同じようにアクアリウムを楽しんでいる人の参考になればうれしいです。
あ、あたし、ほんとに「ほったらかし飼育」なんです(笑)
毎日あれこれ手をかけるわけでもないし、決まった手順をきっちり守るタイプでもありません。
もちろん、水換えや掃除、魚の様子を見ることはします。
ただ、水質検査をこまめにしたり、数値を細かく管理したりということは、これまでほとんどしてきませんでした。
そんな飼い方でも20年以上続けてこれましたが、最近は「魚のためにも、水質のことをもう少しちゃんと知っておきたいな」と思うようになりました。
だからこれからは、無理なく続けられる範囲で少しずつ勉強しながら、その過程も記事にしていけたらいいなと思っています。