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50代後半の会社員が、仕事・お金・親・家・暮らしのことを少しずつ整えながら、
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暮らし

3人家族の防災備蓄を総点検|水37.4L・携帯トイレ55回分不足でした

防災用品は、それなりに揃えているつもりでした。

水もある。
非常食もある。
携帯トイレもある。
防災ラジオもポータブル電源もあります。

だからあたしは、なんとなく、

「うちは結構、備えているほうじゃない?」

と思っていました。

でも、よく考えてみたら、
「ある」ことは分かっていても、何がいくつあるのか、家族3人分として本当に足りているのかまでは、しっかり把握できていませんでした。

そこで今回、家にある非常用品や、災害時に使えそうなものを、確認してみることにしました。

すると、思っていたより足りないものが見つかりました。

飲料水は37.4L不足。

携帯トイレは55回分不足。

「持っている」と「必要な量がある」は、まったく別でした。

わが家は大人3人暮らし。そのうち2人は車通勤です。

さらに、小鳥と熱帯魚もいます。

今回は「防災用品を持っているか」ではなく、わが家の家族構成に対して本当に足りているかという視点で、備蓄を見直してみました。

まず「何日分を備えるか」を決めた

防災用品を確認するにしても、基準がなければ「多い・少ない」が分かりません。

農林水産省では、災害時の食品備蓄について、最低3日分から1週間分×人数分を備えることが望ましいとしています。

水については、飲料用と調理用を合わせて1人1日おおよそ3Lが目安です。

そこで今回、わが家も1週間分を目標にしました。

3人分の水なら、

3L × 3人 × 7日=63L

必要になります。

数字にしてみると「水を何本か買ってあるから大丈夫」では足りないことが分かります。

水|約25.6Lあった。でも1週間分には37.4L足りない

最初に確認したのは水です。

わが家では現在、飲料や調理に使えるものとして数えた水は、約25.6Lありました。

25L以上あるので、見た目にはかなりあります。

でも、3人で1週間分の目安63Lと比べると、

63L − 25.6L = 37.4L不足。

しかも3日分なら、

3L × 3人 × 3日=27L

なので、3日分にもわずかに届いていません。

ここは今回、一番分かりやすく「備えているつもり」だったところでした。

何本か箱が置いてあると「水はあるな」と思ってしまいます。

でも見るべきなのは、本数ではなく家族人数に対する総量でした。

賞味期限を過ぎた水はどうする?

ペットボトルの水は、未開封で表示どおりに保存されていれば、賞味期限を過ぎたからといって一律に飲めなくなるわけではありません。
ただし、災害時に「これは飲んで大丈夫かな」と迷いたくないので、わが家では期限内の水を優先して飲料・調理用として管理し、期限を過ぎたものは生活用水として保管することにしました。

ここを一緒にしてしまうと、
「水はある」と思っていても、実際に飲料・調理用として使える量が分からなくなります。

今後は、

飲料・調理用の水

と

生活用水

を分けて管理します。

そして、63Lを一か所に置くのも大変なので、保管場所も分散させる予定です。

携帯トイレ|50回分あっても3人1週間には足りなかった

次は携帯トイレです。

わが家には現在、50回分あります。

50回分あれば、かなり安心できそうに思えます。

ところが、必要量を計算すると、ここも不足でした。

災害用トイレについては、成人の排泄回数を1日平均5回として、1週間分なら1人35回分が目安とされています。

3人なら、

35回 × 3人=105回分。

今あるのは50回分なので、

105回 − 50回=55回分不足。

「50回分もある」

ではなく、

「必要な105回分のうち50回分しかない」

と考えると、見え方が変わります。

災害時には、断水などで自宅のトイレが使えなくなる場合もあります。

そのため、平時から災害用トイレを備えておくことが重要です。

わが家では、水と並んで携帯トイレを最優先の補充品にしました。


食料|わが家は普段から大量に買い置きする家ではない

食料については、今回かなり考え直しました。

わが家は、普段から食品や日用品をたくさん買い置きする家ではありません。

節約もあって、基本は必要なものを必要な時に必要な分だけ買うことが多いです。

なので、

「普段の食品をそのまま防災備蓄として数えればいい」

という状態ではありません。

防災用として用意している食品はありますが、それだけで3人が1週間過ごせるかというと、十分ではありません。

そこで今後は、非常食だけを大量に買うのではなく、

普段も食べられて、災害時にも使いやすい食品を少しずつ増やす

ことにしました。

農林水産省でも、普段食べる食品を少し多めに買い、古いものから使って補充する「ローリングストック」を紹介しています。

ただ、わが家の場合は「普段から大量ストックしているものを回す」というより、

今まで持たなかった予備を少しだけ増やして、その分を回していく

という形が合いそうです。

非常食だけ別世界のものとしてしまい込むより、その方が管理もしやすいと思います。

カセットコンロ|ボンベは「何本あるか」だけでなく古さも確認

停電やガス停止時に、温かいものを食べるために頼りになるのがカセットコンロです。

農林水産省の備蓄例では、大人1人・1週間分として、カセットボンベ約6本が示されています。

3人へ単純換算すると約18本です。

ただし、これは「3人家族なら必ず18本必要」という意味ではありません。

何を調理するか。

1日に何回使うか。

どのくらいの時間使うか。

それによって必要数は変わります。

わが家でも、非常時にどんな食事をするのかを考えながら必要量を決めます。

そして、もう一つ確認したいのが製造年月です。

日本ガス石油機器工業会では、カセットボンベは製造後約7年以内を目安に使い切ること、カセットコンロは製造後約10年以上経過したら買い替えを検討することを案内しています。内部のゴム部品は、使っていなくても劣化するからです。

防災用だからと何年もしまい込むより、

古いものから普段使いする → 使った分だけ新しく買う

という形にした方が管理しやすそうです。

ラジオ|防災用として使える状態か確認

わが家には、すでに防災ラジオがあります。
いや、厳密に言うと防災用ではなく、アウトドア用なんですけどね。

持ち運びができるので、今のところ防災用として新しく買い足す予定はありません。

ここで改めて思ったのが、

「持っている」と「使える」は違う

ということ。

ラジオなら、

電源は入るか。

充電できるか。

電池は大丈夫か。

放送を受信できるか。

そこまで確認して初めて、防災用品として使える状態になります。

このラジオ、家の中では受信状態があまりよくなかったので、屋外で確認してみる予定です。
(アウトドア用なのに、アウトドアしないので(笑))

実際の使い勝手については、別の記事にまとめます。

ポータブル電源|100%表示でも実際に使えるかは確認しておきたい

ポータブル電源も、すでに1台持っています。

2025年に購入し、その年にはソーラーパネルからの充電も試しました。

ところが2026年は多忙だったこともあり、ほとんど使わないまま夏が終わってしまいました。

久しぶりに確認したところ、残量表示は100%。

一見すると問題なさそうです。

ただ、100%という表示だけでは、実際にどのくらい使えるのか、問題なく充放電できるのかまでは分かりません。

長期間ほとんど使っていなかったこともあり、一度きちんと動作を確認しておきたいと思っています。

そこで今後、

満充電の状態から実際に使う
↓
残量を減らす
↓
再び充電する

という流れで確認してみる予定です。

実際にどのくらい使えたのか、充電に問題はなかったかなど、テスト結果は別の記事にまとめる予定です。

自宅の備蓄とは別に、車通勤2人分も必要

今回、もう一つ見直したのが通勤中の備えです。

わが家では2人が車で通勤しています。

大きな地震が起きるのは、自宅にいるときとは限りません。

会社にいるかもしれない。

通勤途中かもしれない。

道路が通行止めになり、すぐ家に帰れないことも考えられます。

家に水や食料を置いていても、そのとき自宅にいなければ使えません。

JAFでは、道路の通行止めなどによって1~2日程度の車内待機が必要になるケースを想定し、飲料、食料、防寒具、携帯トイレなどを用意することを紹介しています。

そこでわが家では、自宅3人分とは別に、車通勤する2人分の備えを考えることにしました。

ただし、車なら何でも積みっぱなしでいいわけではありません。

夏の車内は非常に高温になります。

食料や高温に弱いものは、保管方法や交換時期も含めて考える必要があります。

自宅用とは別枠にして、必要なものを整理していく予定です。


小鳥と熱帯魚がいる家は、人間だけ備えて終わりではない

わが家には小鳥と熱帯魚もいます。

ここは一般的な3人家族の防災とは別に考えなければなりません。

環境省では「人とペットの災害対策ガイドライン」を公開し、一般の飼い主向けにも平時からの備えを案内しています。

小鳥なら、

餌。

水。

キャリー。

保温。

熱帯魚なら、

電源の確保。

ヒーター。

エアレーション。

フィルター。

こちらもまた、別記事にまとめる予定です。


防災用品は「持っている数」ではなく、必要量で考える

今回の点検で一番大きかったのは、この気づきでした。

わが家にも、防災用として買ったものはいろいろあります。

だから「それなりに備えている」と思っていました。

でも、必要量と比べてみると、

水は37.4L不足。

携帯トイレは55回分不足。

一方で、防災ラジオやポータブル電源のように、すでに持っているものもあります。

つまり、

とにかく防災用品を増やせばいいわけではない

ということ。

必要なのは、

今あるものを確認する

↓

必要な量と比べる

↓

不足しているものだけ補う

という順番でした。

仕事で在庫を見るときと同じです。

物がたくさんあっても、本当に必要なものが足りていなければ意味がありません。

家でも同じですね。

防災セットを丸ごと買い直すのはやめた

不足しているものが見えてくると、

「もう防災セットを一式買ってしまった方が早いかな」

とも思います。

でも、わが家ではやりません。

すでに持っているものがあるからです。

一式追加すれば、

同じものが増える。

収納場所を使う。

そして、本当に不足しているものへお金を使えなくなります。

なので今回は、

不足しているものだけを買い足す

ことにしました。

現時点で優先するのは、

飲料水 約37.4L分

と

携帯トイレ 55回分。

まずはここから整えます。

一番難しいのは「買うこと」より、その後の管理

今回、防災用品を見直してみて思ったのは、

買うことより、その後の管理の方が難しい

ということでした。

食品には賞味期限があります。

水も定期的に確認したい。

カセットボンベには使用期限の目安があります。

ラジオやポータブル電源は動作確認が必要です。

そして、保管場所が複数になると、

「何がある?」

「どこにある?」

「期限はいつ?」

が分からなくなってきます。

そこで今後は、

  • 品名
  • カテゴリー
  • 数量
  • 保管場所
  • 期限

をまとめて管理していきたいと考えています。

もともとはExcelで簡単にまとめていました。

でも、期限や保管場所まで管理しようとすると、だんだん確認が面倒になります。

そこで今は、非常用品を管理しやすくするための簡単な仕組みも試しています。

実際に使って、ちゃんと便利な形になったら、別の記事で紹介する予定です。

まとめ|「備えているつもり」を数字で確認してよかった

今回、防災用品を総点検する前のあたしは、

「うちはそこそこ備えている」

と思っていました。

でも、必要量と比べてみると、

水は37.4L不足。

携帯トイレは55回分不足。

防災ラジオやポータブル電源は持っていても、実際に使える状態か確認が必要です。

さらに、自宅用とは別に車通勤2人分、小鳥、熱帯魚の備えもあります。

全部を一気に完璧にするつもりはありません。

でも今回、

何が足りないのか分からない状態

から、

何を補えばいいか分かる状態

にはなりました。

まずは水と携帯トイレ。

次に食料や熱源。

そして車載用品やペットの備え。

必要なところから、一つずつ整えていきます。

防災用品は、一度買ったら終わりではありません。

確認して、使って、補充する。

それを無理なく続けられる形にしていく。

一気に完璧を目指さなくてもいい。
でも、必要な備えは後回しにしない。

防災も、人生と同じですね。

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